20170522

 今日は出勤日なので、特に書くことはない。夜中にtofubeatsの『FANTASY CLUB』がリリース。非常に抑制されたアルバム。『First Album』がビバップ、『POSITIVE』がスイング、『FANTASY CLUB』がクール、というイメージ。正直、一聴ではこのアルバムの印象を捉えることができない。当分はこのアルバムをリピート再生することになりそう。

 tofubeatsは『FANTASY CLUB』で歌詞に向き合ったそうだ。そのことについて語ったインタビューが妙に印象に残っている。音楽という抽象的なメディアで、歌詞(言葉)という具象的な要素に向き合うのは大きい覚悟が必要だったのではないだろうか。

 tofubeatsの新しいアルバムについて、語ってみようとしたところで、音楽はスルリと通り抜けるように流れていく。音楽は好きなのに、それを語る言葉が一向に手に入らない。どうしようもない。